心臓病の治療薬
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先に述べたように、内科療法と外科療法が心臓病の治療にはあります。
外科療法の手術をしなければ治療は難しい心臓病もありますが、
薬物療法は比較的に軽い症状の場合や、
高齢者の場合手術に耐える体力がないなどで手術が適さない場合などに使われます。
また、手術が必要な患者を、
手術を行うのに可能な状態にまで心体機能を向上させる場合などにも薬物療法は有効です。
心臓病の治療薬は大きく分けて3つに分けられます。
まず、第一に心臓に直接働きかける薬、これに属するのは抗不整脈薬の一部と強心薬です。
第二に血管や血液に作用する薬、これには血管拡張薬、抗血小板薬、抗凝固薬、利尿薬などが属します。
第三に心臓と血管、血液の両方にきく作用を併せもつ薬、
これにはACE阻害薬、A†受容体拮抗薬、カルシウム拮抗薬などが属します。
β遮断薬とカルシウム拮抗薬のなかには、抗不整脈薬として用いられるものもあります
具体的には、薬物療法は次にあげるような役割の薬剤を使用して心臓病の治療をしていきます。
最初に「強心剤」です。心臓の機能を強化し、心拍数を抑えて心臓の血液を送り出す力を増強させる薬です。
次は「血管拡張剤」です。血管の通りを良くするこの薬は心臓の心房の拡大が確認された場合などに使用されます。
そして「抗血小板剤」です。血液をの流れをよくするための薬ですが、この血小板は怪我をしたときなど、
出血をした場所に集まり血栓を作り止血をする役目をもちますが、
この役目をもつ血栓が出来るのを防ぐ役割をもちます。
この血栓が血管内にできてしまうと心臓病である心筋梗塞の原因にもなるので、
この薬を用いて梗塞ができるのを予防します。
次に「降圧剤」です。心臓の負担を軽くするために血圧を下げます。これは、血液の量を低下させそれにより、
血圧をゆっくりと下げるための薬です。
まだ症状は出ていないけれど、心臓にわずかな雑音が聞かれるといった段階から使用していきます。
そして心臓病の一つである心不全の発生や進行を遅らせる働きがあります。
次に「利尿剤」です。心臓の負担を軽くするように尿を充分出すための薬です。
これは肺に肺水腫がみとめられた場合に使用します。血液の量を減らし、
そのことで肺水腫を軽減させるのが目的です。
そして「抗不整脈剤」です。脈の乱れを元に戻したり予防するための薬です。
脈が乱れるなど不整脈の状態を抑える役割とそれを予防する役割をになっています。
この他にも心臓病治療薬はいろいろな種類があります。
患者それぞれの症状によってどういう種類の心臓病なのかを見きわめ、適切な治療を施すことが必要です。