心臓病と健康診断




心臓病と健康診断には深い関係があります。
今では、昔に比べてはるかに健康診断や人間ドッグを受診する人が増えています。
しかし、世の中に生活習慣病という言葉が出てきたのは、比較的新しく平成8年のことです。

まだ新しい言葉ですが、
それまで使われていた成人病という言葉一言ではうまく表現することができなかった、
その人の持つ病気は、その人自身のライフスタイルが大きく関与している。
という点をわかりやすく理解させてくれる言葉でもあります。

これまでの健康診断は病気を早期に発見し、早期に治療を開始することを目的としていました。
しかし、最近の健康診断では、病気にかかる前に未然に防ぐことを目的とするようになってきました。
これは、日本人の死因の上位を占める脳梗塞や心臓病の心筋梗塞などは、
発病した時点でもうすでに手遅れという場合があるので、
そのことを未然に防ぐため健康診断を受けて常に身体の状態を知っておこうという気持ちの表れです。

最近の健康診断の項目の中で、心臓病に関わっているのはBMIや血圧測定、心電図などがあります。
最初にBMIという項目は、体重(体格)指数のことで、体重÷身長÷身長で算出される体重(体格)の指標です。
この値が25を超えるといわゆる肥満状態です。
肥満は多くの病気の原因に関わってきますが、同様にして心臓病にも大きく関与しています。
標準値は22ですのでなるべくそこに近づくように努力が必要です。

次に血圧測定です。血圧測定では、収縮期血圧140 拡張期血圧90 未満が正常値です。
さらに理想的な測定値は135〜85以内です。高血圧は心臓病の重大な危険因子の一つです。
これには、食事や生活習慣などの見直しや改善が必要です。

最後に心電図では心臓が持つ病の早期発見に役立ちます。不整脈についても簡単にわかりるため、
症状の自覚が無いときなどは健康診断で発見され救われる場合が多いのです。
幸いにして、早期に発見できた場合は、専門医に診てもらい、
今後の治療や生活習慣の見直しなどの改善に努力が必要です。

(C) 2010 心臓病の総合情報Navi!