心臓病としての心室細動
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一年間で突然死で亡くなっている方が約8万人もあるという状況があります。
心臓病による突然死はこのうち半分の約4万人がですが、その殆んどが心室細動によります。
心室細動とは不整脈の一種といわれていますが、
この状況が数分間続くと死んでしまうこともある危険な不整脈ということができます。
この名前の通り、心臓の心室が小刻みに震える状態が起きると、
その瞬間から脳にも身体にも血液を送り出せる状態ではなくなります。
多くの心室細動で突然死された方が、筋梗塞などの虚血性心疾患という心臓病を持っていたとか、
肥大型心筋症であったということは事実としてあります。
これらの事実から私達は、虚血性心疾患や肥大型心筋症などの心臓病についてもっと知り、
日常の生活習慣を見直し、改善したりす努力の必要性に早く目覚めるべきでしょう。
心臓病の危険因子は現在では6つあるとされ、高血圧、高脂血症、喫煙、高血糖、
ストレスそして肥満です。このどれもが普段の生活の中で作られてしまいます。
そのため、言い換えれば普段の生活の中で予防できるものばかりです。
これらの危険因子を取り除く努力は心臓病に限らず健康であることに直結しています。
ですから、病気になったから日常生活を見直すのではなく、その前から注意を払い、
危険因子を作らないようにしていくことが大切です。
また、心室細動に関していえば、
最も効果を期待できるのがAEDで知られている自動体外式徐細動器です。
自動体外式徐細動器は心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、
必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、
このことで心臓の働きを戻すことを試みる医療機器をいいます。
救急救命士による心臓突然死の救命率は約3%という低さです。
このことは、心室細動を起こし場合、近くの人が救急連絡して
救急救命士が駆けつけるまでの時間を考慮すれれば、
残念ながら当然のこととされる低さなのです。
このことを考えると、医療資格がない普通の人にも使用できる
AEDが認知されることと普及がさらに広がることが第一だと思われます。